研究課題
基盤研究(C)
本研究は、建設副産物発生-中間処理-最終処分までの建設副産物循環に着目し、副産物処理能力・輸送費最小化・CO2抑制・住環境保全を制約条件に建設副産物処理施設立地及び静脈物流システムの最適化を行うことを目的としている。地球温暖化問題に代表される二酸化炭素削減に関する環境問題は、社会的な関心事となっている。環境問題においては、建設業が担うべき役割も大きく変化しており、身近で緊急な対策を求められているものの一つとして建設副産物の問題がある、建設工事に伴って発生する建設副産物は都市部を中心として莫大な量にのぼり、十分再利用されないまま最終処分されることが多く、最終処分場の容量不足や大量な不法投棄等、環境保全上の問題を引き起こしてきた。現在、津波被害で東北沿岸域の港湾は、一部破壊されているため、早急な港湾整備の復旧が必要である。また、復旧に伴い、広域処理における環境面を考慮した物流ネットワークの構築を検討する点から、本震災の物流における環境負荷を明確にすることは環境的な指標策定において、重要であるともいえる。そこで、陸上輸送が排出する二酸化炭素量に着目し、海上輸送における環境評価を比較することで、環境面における物流ネットワーク構築の基礎資料としても調査した。
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