研究課題/領域番号 |
22560652
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構・奈良文化財研究所 (2012) 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 (2011) 総合地球環境学研究所 (2010) |
研究代表者 |
光谷 拓実 独立行政法人国立文化財機構・奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 客員研究員 (90099961)
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連携研究者 |
箱崎 和久 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 遺構研究室長 (10280611)
吉川 聡 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 文化遺産部, 歴史研究室長 (60321626)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 年輪年代学 / 近世建築 / 木曽ヒノキ / 木材流通 / 木材流通史 |
研究概要 |
本研究は東北から中国地方に所在する近世建築のなかから約20 棟の建物を対象とした。その結果、木曽産ヒノキは東北から中国地方にかけての広い地域の近世建築に使われていることがわかった。なかでも注目された成果の1 つは、京都府下に所在する国宝慈照寺銀閣ならびに東求堂の使用木材は木曽産ヒノキであることが判明し、15 世紀末頃にはすでに京都に流通していた実態を明らかにした点である。江戸時代の建物の各種部材には大量の木曽産ヒノキが使われていたことやさらにその使用傾向も把握できた。 この研究成果はわが国における年輪木材流通史研究の先駆けとなるものである。
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