研究課題/領域番号 |
22560658
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属物性
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
森永 正彦 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 名誉教授 (50126950)
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研究分担者 |
湯川 宏 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助教 (50293676)
吉野 正人 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助教 (10397466)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 水素脆化 / 量子材料設計 / 化学結合 / 鉄鋼材料 / 昇温脱離 / 昇温脱離法 / 金属炭化物 / 材料設計 / 原子価エネルギー |
研究概要 |
鉄鋼中の水素脆化機構を理解するために、化学結合をエネルギースケールで統一的に表す「原子化エネルギーの方法」を提唱した。この方法を用いれば、水素と鉄鋼中の微量元素(例:炭素)や合金元素(例:クロム)との化学結合を通して、水素のトラップ作用を評価できる。また、金属炭化物(例:VC)近傍の水素のトラップ作用も理解できる。炭化物単体を用いた水素トラップ実験の結果も、定性的には原子化エネルギーによる予想とほぼ一致している。これらの情報は、耐水素脆化・鉄鋼材料の量子材料設計の基礎データとして有用である。
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