研究概要 |
ホウケイ酸塩ガラスに深紫外レーザーを照射することにより,局所的に高密度化したガラスを作製し,その構造をラマン分光法により評価することができた。得られたガラスの構造は,ダイヤモンド圧子を用いて局所的に密度上昇させたガラスの構造と類似していたことから,ガラスの光誘起高密度化を確認することができた。さらに,この光誘起構造と,ファイバー曲げ試験により引張り・圧縮応力を負荷したガラスの構造を比較し,その特徴を明確化させるとともに,深紫外レーザー照射により負圧下のガラス構造を凍結できることを示した。
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