研究課題/領域番号 |
22560673
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 公益財団法人名古屋産業科学研究所 (2012) 財団法人 名古屋産業科学研究所 (2010-2011) |
研究代表者 |
大里 齊 (大里 斉) 公益財団法人名古屋産業科学研究所, その他部局等, 研究員 (20024333)
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研究分担者 |
籠宮 功 名古屋工業大学, 工学研究科, 准教授 (40318811)
角岡 勉 名古屋工業大学, 工学部, プロジェクト教授 (60512449)
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連携研究者 |
安藤 汀 名古屋工業大学, 工学部, プロジェクト教授 (50512456)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ミリ波誘電体高Q / 高品質係数 / 低誘電体損失 / 温特ゼロ / インデイアライト/コーディエライト / 結晶化ガラス / 国際研究者交流 / ミリ波誘電体 / 高Q 高品質係数 / インディアライト/コーディエライト / 誘電体 / マイクロ波・ミリ波誘電体 / 結晶化ガラスセラミックス / コーディエライト / インディアライト / オーダリング / リートベルト解析 |
研究概要 |
コーディエライト組成のガラスから、結晶化ガラスミリ波誘電体を作製した。コーディエライトの多形であるインディアライトを主とするセラミックスが得られ、ロスの少ない高Qf>200,000GHz、低誘電率ε_r=4.7、共振周波数の温度係数TCf=-27ppm/℃の特性の優れた次世代ミリ波誘電体を作製した。しかし、このガラスセラミックスは、表面からの結晶化で極めて異方性が強いものであった。コーディエライトは、低熱膨張で知られ、c-軸方向にマイナス、a-軸方向ヘプラスの熱膨張をもつ。表面失透でc-軸方向に伸長した結晶が垂直にぶつかる点でクラックを発生、割れが生じた。冷却速度を調整して大きなクラックは避けることができて、ミリ波誘電特性は測定可能であった。しかし、細かいクラックは避けることができず、品質係数に大きなバラツキを与えていた。さらに、この細かいクラックをも無くす目的で、ルチルを核形成剤として用い、ボリュウム結晶化を目指した。ルチルを10、20wt%添加したガラスを作製し、結晶化ガラスを得た。SEM観察で微細なクラックを抑えることができ、ミリ波誘電体特性も優れたものが得られた。品質係数Qf=120,000GHz、温特TCf=Oppm/℃、誘電率7。
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