研究課題/領域番号 |
22560709
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
板倉 明子 独立行政法人物質・材料研究機構, その他部局等, その他 (20343858)
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連携研究者 |
高木 祥示 東邦大学, 理学部, 教授 (60171419)
村瀬 義治 (独)物質材料研究機構, 主任研究員 (10354193)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 破壊・疲労 / 応力腐食割れ / 微小応力 / 水素 / マイクロカンチレバー / 材料強度 / 表面応力 / 水素脆化 / 金属表面 / 真空 / 材料表面 / 水素放出 / 電子衝撃脱離 / ステンレス鋼 / ステンレス鋼薄膜 / 表面構造 |
研究概要 |
脆性破壊のもととなる金属中の水素の存在位置と挙動を明らかにする事を研究目的とした。そのため、鋼内表面近傍での応力発生および電子励起脱離法(ESD)の二次元像を用いて解析した。 鋼内に含有された水素が圧縮応力を発生させることを、薄膜の歪み測定から検出した。繰り返し含有によるヒステリシスの解明は今後の研究課題とする。水素の含有位置確認のため、表面に数十ミクロン単位の加工痕の残るステンレス鋼でESD測定を行い、加工時に生じた転位により、水素含有量および温度依存性が異なることを発見した。鋼材からの水素放出は真空技術の分野でも研究が行われているが、微視的な測定が行われたのは、これが初めてである。
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