研究課題/領域番号 |
22570031
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 独立行政法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
井上 真紀 独立行政法人国立環境研究所, 生物・生態系環境研究センター, 特別研究員 (80512590)
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連携研究者 |
伊藤 文紀 香川大学, 農学部, 教授 (50260683)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 社会性昆虫 / 外来生物 / スーパーコロニー / 遺伝子流動 / マイクロサテライト / 行動特性 / ミトコンドリアDNA |
研究概要 |
南米原産のアルゼンチンアリは、複数の多女王制巣からなるスーパーコロニー(SC)を形成する。本研究では、同じ遺伝子型を持つ非敵対性SCが世界中に広く分布している一方、小規模で異なる遺伝子型を持つSCが局所分布していることが明らかになった。また、側所分布する4つのSCは遺伝的に互いに独立しており、ひとつの繁殖ユニットとして機能することが示された。局所的に分布する小規模SCが逃避行動を示し、巨大SCは集団敵対性が強いことが明らかになった。このことから、他コロニーを駆逐し優占し、巨大SCが世界中に分布すると考えられる。
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