研究課題/領域番号 |
22570057
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物分子生物・生理学
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研究機関 | 独立行政法人農業生物資源研究所 |
研究代表者 |
姜 昌杰 独立行政法人農業生物資源研究所, 耐病性作物研究開発ユニット, 上級研究員 (80370659)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 防御応答 / サイトカイニン / サリチル酸 / イネ / いもち病 / イモチ病 |
研究概要 |
植物の防御応答において、植物ホルモンは必須なシグナル伝達機能を担っている。本研究では、イネ幼苗において、N^6-(Δ^2-isopentenyl) adenine (iP), iP riboside (iPR) and iPR 5′-phosphates (iPRP)などのサイトカイニン(CK)分子種がイモチ病菌の感染に応答して蓄積することを見いだした。さらに、CKはサリチル酸(SA)シグナル経路に相乗的に作用し、PR遺伝子の発現誘導に関与することを明らかにした。また、イモチ病菌の菌糸、胞子および培養液から各分子種のCKが検出され、イモチ病菌自身によるCKの生合成能が認められた。本研究の結果により、イモチ病菌は自身の増殖戦略として感染部位におけるCKレベルを高めるが、一方、宿主植物(イネ)はそれを感染シグナルとして認識し、防御反応の誘導に利用している可能性が示唆された。
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