研究課題/領域番号 |
22570061
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態・構造
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
内田 勝久 宮崎大学, 農学部, 准教授 (50360508)
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研究分担者 |
森山 俊介 北里大学, 水産学部, 教授 (50222352)
野崎 眞澄 新潟大学, 自然科学系, 教授 (70136232)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 比較内分泌学 / 生理学 / 繁殖 / 進化 / ホルモン / 生殖内分泌 / 下垂体 / ヌタウナギ / 遺伝子工学 / 無顎類 / 脊椎動物 |
研究概要 |
ヌタウナギの生殖腺の機能を理解するために、様々な生殖段階にある個体の血中性ステロイドホルモン量を測定した。その結果、血液中のエストラジール17β(E2)は、雌雄ともに生殖腺の発達段階に伴い上昇し、E2 が生殖腺や配偶子の分化過程に関与していることが示唆された。また、性ステロイド合成の律速酵素として知られるコレステロール側鎖切酵素(CYP11A)を同定した。CYP11A は、精巣ではライディッヒ細胞に、卵巣では濾胞組織に局在し、その遺伝子発現量は、成熟の進行に伴い上昇することが示唆された。これらの結果は、原始的な脊椎動物・ヌタウナギ類の生殖腺においても、哺乳類を含む他の脊椎動物と類似した性ステロイド合成系が存在することを示している。
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