配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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研究概要 |
Insulin-like growth factor (IGF)結合タンパク質3(IGFBP3)は,IGF1 の子宮内膜間質細胞に対する DNA 合成作用を阻害した。IGFBP3 mRNA 発現は estradiol(E2)や transforming growth factor α(TGFα)により抑制された。IGFBP3 の分解酵素と考えられるMatrix metalloproteinase (MMP) 3 とセリンプロテアーゼKallikrein(Klk1)の発現を解析した。MMP3 mRNA 発現は TGFαにより促進され,Klk1 mRNA 発現は E2により促進されることを示した。MMP3 や Klk1 の産生増加は,IGFBP3 の分解を促進し,IGF1 作用を増強すると考えられる。マウス子宮内膜においては,E2 や TGFαにより IGFBP3 の発現が調節され, IGF1 作用が増強されることを示した。
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