研究課題/領域番号 |
22570074
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
加納 正道 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (80183276)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | コオロギ / 空気流感覚 / 尾葉 / 逃避行動 / 行動補償 / 可塑性 / 巨大介在神経 / 可塑的性質 |
研究成果の概要 |
片側尾葉切除後に生じるフタホシコオロギの空気流刺激に対する逃避方向の回復は、歩行の際の自己刺激空気流を手がかりとして引き起こされる。静止歩行時に人工の空気流刺激(偽自己刺激空気流)を与えて調査したところ、自発歩行開始から偽自己刺激空気流を与えるまでの潜時とその持続時間は、逃避方向の回復に対して取引(trade-off)可能な要素としてはたらくことが明らかとなった。 また、腹部神経索内下行する介在神経のバースト発生時の活動量と後肢のEMGとの間には、非常に強い相関があることが確認された。このような下行性の介在神経は、歩行時の運動出力の遠心性コピーシグナルを伝えている有力な候補と考えられる。
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