研究課題
基盤研究(C)
南アジアのマカクの系統地理と種間競合を研究した。ヒマラヤ山岳地帯には新種と提案されたインドのアルナーチャルモンキーを含むアッサムモンキーの西方亜種が広く分布していた。ブータンとネパールでこの種とアカゲザルとの競合関係が異なることを確認した。一方、mtDNAの系統関係からインド亜大陸のボンネットモンキーとスリランカのトクモンキーの分岐は古く、島には高地と低地に別系統のサルが生息することを明らかにした。
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