研究課題/領域番号 |
22570099
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 統計数理研究所 |
研究代表者 |
長谷川 政美 統計数理研究所, 名誉教授 (60011657)
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研究分担者 |
足立 淳 統計数理研究所, データ科学研究系, 准教授 (30370092)
曹 纓 統計数理研究所, データ科学研究系, 助教 (20370091)
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連携研究者 |
米澤 隆弘 復旦大学, 生命科学学院, 副教授
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 系統樹推定 / 最尤法 / モデル比較 / ゲノム / 連結配列 / ミトコンドリア / ゲノム系統学 / 種系統樹 / 集団系統樹 / 遺伝子系統樹 / ミトコンドリア系統樹 / 種サンプリング / 適応的進化 / 中立的進化 / 家畜化 / UCA仮説 / アラインメント / 分子系統学 / 機能的制約 / モデル / 分子進化 / グネツム / AIC |
研究概要 |
ゲノム規模の遺伝子データをもとにした系統樹解析のさまざまな問題点を洗い出し、それを解決するための方法を開発した。具体的には以下の通り:(1)現存する地球上のあらゆる生物に一つの共通祖先がいたかどうかを、分子系統学におけるモデル選択の枠組みで検定する方法の妥当性を検討した。(2)ホッキョクグマの起源に関する系統学的問題を、集団遺伝学の立場から捉え直し、核ゲノム・データからもホッキョクグマがヒグマの一地域集団から進化したことを支持する結果を得た。(3)ミトコンドリア・ゲノムのデータによる真獣類の系統解析では、これまで明らかに間違った系統樹が支持されることがあったが、種のサンプリングを密にすることによって、そのような間違いの多くは解消することを示した。
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