研究課題
基盤研究(C)
抗体は様々な分子を識別し、結合するタンパク質で、タンパク質の動的構造変化の解明に向けて、格好の研究対象と言える。本研究では、抗原タンパク質を化学修飾法やジスルフィド結合を欠損させることで、その構造を変化させ、この変化を抗体が如何に識別するかを、主に速度論的、及び熱力学的に解析した。その結果、タンパク質が溶液中で存在する複数の構造体、すなわち揺らぎの寄与を、数値として定量化することに成功した。
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