研究課題
基盤研究(C)
味覚を担う味蕾を構成する細胞は、成体でも常に置換わる上皮系の細胞であり、同一の系譜から分化して機能する。しかし、この分化機構に関しては多くが不明なため、本研究では、味蕾に発現する転写因子を検索し、その発現や機能を検討した。その結果、MEF2ファミリーとNFATファミリーの転写因子が、味覚受容機能を担うII型細胞で分化開始と共に発現することを発見し、その調節機構として、味受容機構であるカルシウムシグナリングと関連していることを示した。
すべて 2012 2011 2010
すべて 学会発表 (4件) 図書 (1件)