研究課題/領域番号 |
22570154
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
山本 啓一 千葉大学, 大学院・融合科学研究科, 教授 (70053361)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 筋収縮 / ミオシン / 筋肉 / 頭部の協同性 / ATPアーゼ活性 / モータードメイン |
研究概要 |
二つの頭が分岐する尾部coiled-coil 構造の開始部位のアミノ酸配列はクラスII ミオシンの中で高度に保存されており、LL(ロイシン-ロイシン)となっている。このLL の配列が二つ頭の協同性に何らかの役割を果たしているのではないかと考え、"LL"を欠失した変異体、del LL を作製し、活性を測定したところ、アクチン滑り運動速度は野生型とあまり変わらなかったが、アクチン活性化ATP 加水分解活性は非常に低い値を示した。ストップドフロー装置を用いて測定した結果、LL を欠く事でアクチンと協同的に相互作用する事ができなくなり、アクチン存在下での効果的なリン酸の放出が妨げられている可能性が示唆された。
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