研究課題/領域番号 |
22570209
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
元山 純 同志社大学, 脳科学研究科, 教授 (70321825)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 遺伝学 / 神経科学 / 脳神経 / 発生分化 / シグナル伝達 / 発生学 / 神経発生 / 幹細胞 / マウス / 発生生物学 / 細胞移動 / 細胞系譜 |
研究概要 |
本研究では、大脳皮質発生過程において分泌タンパク質であるソニックヘッジホッグ(Shh) を分泌する細胞の機能解明を目的とした。Shh-CreERT2マウスを用いて、胎生後期の大脳皮質でのShh発現細胞の同定を試みた。Shh-CreERT2マウスとZEG double reporterマウスと交配させ、E13-14にタモキシフェンを経口投与し発生過程での大脳皮質中のGFPの発現細胞を観察した結果、Shhを発現している細胞はINTERMEDIATE ZONEにある細胞である事がわかった。これらのShh発現細胞が、神経幹細胞の発生に関与するかどうかを調べるため、Shhを発現する細胞中でのみジフテリア毒素(DTA)を発現させ、Shh発現細胞の数を減少させた。その結果として神経幹細胞の分化が抑制された。以上の結果からShh発現細胞は胎生後期の大脳皮質の発生過程において神経幹細胞の分化を誘導していることが分かった。
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