高度光環境制御下における各種園芸作物の幼植物体の動態に関する研究

• 研究課題/領域番号: 22580028
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 園芸学・造園学
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 福田 直也 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (80251023)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2010年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
• キーワード: ペチュニア / 花成 / 光質 / 花成関連遺伝子 / ジベレリン / サイトカイニン / 主茎伸長 / ELF4様遺伝子 / 育苗 / 花成制御 / 草姿制御 / ELF様遺伝子 / CPPU処理 / 花成誘導 / 赤色光 / 遺伝子の網羅的解析 / 発光ダイオード

研究概要

光質に対する応答反応関連遺伝子の網羅的解析とその動態ならびに,育苗期間中の光質制御による苗質制御技術の可能性について検討を行った.ペチュニアを材料として育苗期間中に赤色ならびに青色光条件下で変動する遺伝子の網羅的探索を行ったところ,育苗期間中の花成早期誘導と光質制御に関連している遺伝子が発見された.この知見を基に,草姿と花成を同時に抑制する赤色光下でも植物ホルモン処理を行うことにより花成を促進できること等,園芸作物の育苗期における成長調節処理技術の可能性が示された.

研究成果

• [雑誌論文] Short main shoot length and inhibition of floral bud development under red light can be recovered by applicaition of gibberellin and cytokinin (2012)
  • 著者名/発表者名: N.Fukuda, T.Yoshida, C.Senaha, J.E.Olsen, Y.Jikumaru, Y.Kamiya
  • 雑誌名: Acta Horticulturae 巻: 956 ページ: 215-222
  • URL: http://www.actahort.org/
  • 査読あり
• [学会発表] Advanced lighting technology and its application to the plant production (2012)
  • 著者名/発表者名: N.Fukuda
  • 学会等名: The 4th Korea-China-Japan Joint Symposium on Protected Horticulture and Plant Factory
  • 発表場所: ソウル大学,大韓民国
  • 年月日: 2012-11-14
• [学会発表] 光質がペチュニアの花成関連遺伝子の発現に及ぼす影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 塚本敦子・平井正良・三位正洋・秋廣高志, Olsen, E. Jorunn ・江面浩・福田直也
  • 学会等名: 園芸学会
  • 発表場所: 宇都宮大学
  • 年月日: 2011-03-20
• [学会発表] 青色および赤色LED光下のペチュニアにおける光形態形成および植物ホルモンの動態 (2011)
  • 著者名/発表者名: 吉田岳朗・軸丸裕介・神谷勇治・西島隆明・江面浩・福田直也
  • 学会等名: 園芸学会
  • 発表場所: 宇都宮大学
  • 年月日: 2011-03-20
• [学会発表] Advanced lighting technology and its application to the plant production
  • 著者名/発表者名: N. Fukuda
  • 学会等名: The 4th Korea-China-Japan Joint Symposium on Protected Horticulture and Plant Factory
  • 発表場所: ソウル大学（韓国）
  • 招待講演