研究課題
基盤研究(C)
キュウリの重要病害である褐斑病は赤色光の照射により抑制できるか否かを調査した。その結果、病原菌を接種したキュウリを赤色蛍光灯照射下に保つと、自然光下に保ったキュウリに比べて病斑形成が著しく抑制された。しかし、キュウリの重要病害である炭疽病の場合は病斑形成の抑制は認められなかった。褐斑病菌に対するキュウリの光誘導抵抗性はサリチル酸経路に依存した抵抗性の誘導剤バイオンの前処理により抑制されたことより、光誘導抵抗性にはこの経路とは異なる経路の関与していることが示された。
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