研究課題/領域番号 |
22580068
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
佐伯 雄一 宮崎大学, 農学部, 教授 (50295200)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 土壌生物 / 分子生態 / ダイズ根粒菌 / Bradyrhizobium / 微生物生態 / 遺伝子多様性 / ニッチ / 遺伝子多型 / 共生 / Rj遺伝子 / 環境因子 / 緯度経度 / 多様性 |
研究概要 |
本研究では、アメリカ土壌からRj遺伝子型の異なるダイズを使用して分離したBradyrhizobium属ダイズ根粒菌の地理的分布と遺伝子多様性を解析した。アメリカの9地点の土壌から根粒菌を分離し、16S-23SrRNA遺伝子ITS領域の多型解析によって、得られた質的・量的データから、数理生態学的解析を行った。その結果、北部ではB.japonicumUSDA123系統株が優占し、中南部ではB.elkanii株が優占した。中部ではB.japonicumUSDA6,110系統株の占有も認められた。日本と国土の緯度が類似しているアメリカの土着ダイズ根粒菌は、土地利用の違いによると考えられる根粒菌多様性の差異は認められたが、ダイズ根粒菌群集構造の緯度に沿ったニッチの変遷は、日本と類似していた。
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