研究課題
基盤研究(C)
糸状性鉄酸化細菌(Sphaerotilus natansおよびLeptothrix cholodnii)が菌体外に形成するマイクロチューブ(鞘)を蛍光標識化する技術を確立し、鞘が両末端で伸長することを確かめた。さらに、鞘が両性多糖を主鎖とし、グリシンとシステインから成るジペプチドを側鎖とする含硫複合糖質であることを確かめた。その化学構造に基づいて、鞘形成含硫複合糖質をチオペプチドグリカンという新たな複合糖質カテゴリーに分類することを提案した。
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