研究課題/領域番号 |
22580162
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山崎 理正 京都大学, 大学院・農学研究科, 助教 (80263135)
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連携研究者 |
伊東 康人 兵庫県立農林水産技術総合センター, 森林林業技術センター資源部, 研究員 (70510923)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 森林生態 / 保護 / 保全 / ナラ枯れ / ミズナラ / クリ / カシノナガキクイムシ / 寄主選択 / 繁殖成功 / フラス / 密度効果 / 繁殖成功度 / うすめの効果 / 樹冠密度 / 生息地間競争 / アリー効果 |
研究概要 |
病原菌を運搬することでブナ科樹木の集団枯死を引き起こすカシノナガキクイムシについて、寄主木及び穿孔部位選択様式を調査した。直近に寄主木候補が集中している方が、より大きなスケールでは逆に寄主木候補の密度が低い方が、ブナ科樹木がカシノナガキクイムシのアタックを受ける確率は高くなっていた。また、周囲の穿孔され始めた木の密度が高いほど、その後集中加害を経て枯死に至る確率が高くなっていた。更に、カシノナガキクイムシは初期には樹幹下部に集中して穿孔するものの、下部の穿孔密度が高くなってくるに従い穿孔箇所は上部に移行していくことが明らかとなった。
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