研究課題/領域番号 |
22580175
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
長谷川 元洋 独立行政法人森林総合研究所, 森林昆虫研究領域, 主任研究員 (70343811)
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研究分担者 |
斎藤 智之 (齋藤 智之) 独立行政法人森林総合研究所, 東北支所, 主任研究員 (00414483)
伊藤 江利子 独立行政法人森林総合研究所, 北海道支所, 主任研究員 (20353584)
壁谷 大介 独立行政法人森林総合研究所, 植物生態研究領域, 主任研究員 (30353650)
岡本 透 独立行政法人森林総合研究所, 関西支所, チーム長 (40353627)
西山 嘉彦 独立行政法人森林総合研究所, 木曽試験地, 試験地長 (50353800)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 土地利用 / 土壌 / 養分 / 炭素 / 生態学 / 過去の土地利用 / 森林 / 草原 / 窒素濃度 / 土壌断面 / 樹木 / 分解 |
研究概要 |
八ヶ岳南西麓において、明治初期からの森林の土壌は全て褐色森林土で、それ以降に森林になった場所では黒色土と褐色森林土の双方が見られた。常に草原の場所はほぼ黒色土であった。黒色土では褐色森林土に比して多くの炭素蓄積があると考えられる。カラマツ生葉の窒素濃度は森林の履歴が長くなるにつれて上昇し、草地利用による収奪が終了後、土壌窒素の蓄積が進んだと考えられた。ろ紙分解試験では、老齢な林の方が草地よりは分解が早くなった。以上の結果から、草地から森林への転換は、時間に伴う土壌特性、分解特性、窒素利用パターンの変化をもたらすことが示唆された。
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