研究課題/領域番号 |
22580187
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
目黒 貞利 宮崎大学, 農学部, 教授 (50112321)
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研究分担者 |
雉子谷 佳男 宮崎大学, 農学部, 准教授 (10295199)
亀井 一郎 宮崎大学, 農学部, 准教授 (90526526)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 木材腐朽菌 / バクテリア / 相互作用 / 木材腐朽試験 / CMCase活性 / 木材重量減少率 / リグニン減少率 / 酸可溶性リグニン / 対峙培養 / 子実体 / 共培養 / スギ / 木材腐朽 |
研究概要 |
本研究では、細菌が木材腐朽に及ぼす影響について解析した。まず、木材腐朽にかかわる細菌を分離するために、腐朽材-パルプ還流法を開発・適用した。本還流法によって細菌が集積されたパルプ表面には、少なくとも10種の細菌が存在し、セルラーゼ生産性細菌が2種分離された。そのうち細菌株E814-2はPaenibacillus属細菌であることが16SrDNA配列から明らかとなり、セルロソーム生産細菌であるPaenibacilluscurdlanolyticusと近縁であった。木材腐朽菌による木材の腐朽に対する細菌の影響を解析するために、木粉中での細菌と木材腐朽菌の共培養が試みられた。結果、いくつかの細菌株は木材腐朽菌による木粉重量の減少を改善した。これらの結果は、いくつかの細菌は木材腐朽菌による木材の分解を助けることを示唆している。
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