研究課題/領域番号 |
22580341
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 日本獣医生命科学大学 |
研究代表者 |
鈴木 浩悦 日本獣医生命科学大学, 獣医学部獣医学科, 教授 (50277662)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 神経 / 抗腫瘍因子 / 染色体脆弱部位 / てんかん / wwox / 内分泌 / ニューロン / 矮小 / 海馬 / 腫瘍抑制因子 / 染色体脆弱部 / ラット / WWOX / 癌抑制遺伝子 / 突然変異 |
研究概要 |
染色体脆弱部位に存在するWWOXは、抗腫瘍因子であると考えられているが、その生理機能はよくわかっていない。WWOXを遺伝的に欠損するlde/ldeラットを用いて、WWOXの脳神経系における役割を調査した。WWOXは広範な臓器で発現し、脳では大脳皮質、海馬、脳幹等で発現していた。lde/ldeラットでは海馬の空胞変性だけでなく、大脳や脳幹におけるニューロンやグリアの数が減少しており、BrdUによる増殖活性の調査では、側脳室周囲の側脳室下帯における陽性細胞数が減少していた。このことからWWOXは適正な数のニューロンやグリアを生じるための神経幹細胞の増殖・分化に役割を果たす可能性が示唆された。
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