研究課題/領域番号 |
22580352
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用獣医学
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研究機関 | 酪農学園大学 |
研究代表者 |
石原 智明 酪農学園大学, 獣医学群, 教授 (90082172)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | Babesia microti / 進化系統解析 / CCT7 遺伝子 / イントロン / 輸血感染症 / 新興感染症 / バベシア症 / 人獣共通感染症 / CCT7遺伝子 |
研究概要 |
ヒトバベシア症の病原虫 Babesia microti は複合種だが、各系列 (U.S., Kobe, Munich、 Hobetsu 系列)の遺伝的構造は不明である。そこで CCT7 遺伝子のイントロン配列を使って解析したところ、 U.S.と Kobe はそれぞれ 3 と 2 亜系に分かれるが、 Hobetsuと Munich はクローナルだった。次に、同所的に2系列が分布している根室市と淡路島洲本町で、原虫系列と媒介ダニの関連性を検討した。原虫の遺伝子型別から、ヤマトマダニI. ovatus が Hobetsu 原虫を、シュルツマダニ I. pesulcatus が U.S. 原虫を特異的に媒介することが明らかになった。Kobe 系列については媒介ダニの特定に至らなかった。
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