研究課題/領域番号 |
22580378
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
黒澤 靖 九州大学, 熱帯農学研究センター, 教授 (70128114)
|
連携研究者 |
松元 賢 九州大学, 熱帯農学研究センター, 准教授 (60304771)
|
研究協力者 |
Nguyen Huu Thanh
Nguyen Van Lap
M. Jahiruddin
Suman K. Shakya
Mao. Saray
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 還元菌 / 窒素 / ピート堆積物 / 安定同位体比 / 井戸水 / 供給源 / 溶出 / 堆積物 / ヒ素溶出 / ピート質粘土 / 滞水層 / アンモニウム態窒素 / 還元的状態 / 窒素安定同位体比 / 微生物 / タライ平原 / ピート / 還元環境 / 微生物活動 / 化学肥料 / 脱窒菌 / アンモニア酸化菌 / 水-土-作物系 / 蓄積経路 / 酸化還元電位 / 窒素化学肥料 / pH / ピート層 / ガンジスデルタ / 紅河デルタ |
研究成果の概要 |
アジア大河デルタ農村を対象に、地下水ヒ素汚染について水環境―微生物反応系を用いて解析した。地下水(井戸水)のヒ素濃度は各地とも水質基準を大きく超え、この濃度は地下水の酸化還元電位、アンモニウム態窒素濃度と関連した。地下から採取したピート性堆積物のヒ素、窒素、炭素の各濃度は高かった。窒素、炭素の分析から、地下水・ピート性堆積物中の窒素の供給源は化学肥料または土壌有機物、ピート性堆積物の起源は水性植物であった。室内実験から、ピート性堆積物には還元菌が存在し、還元菌の増殖は堆積物から地下水へのヒ素溶出を起こさせていることが明らかになった。
|