研究課題/領域番号 |
22590021
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
佐藤 毅 東京理科大学, 理学部, 教授 (20089329)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | カルベン / カルベノイド / マグネシウムカルベノイド / 有機マグネシウム / スルホキシド / 有機合成 / 不斉合成 / スルホキシド‐マグネシウム交換反応 / 1,5-CH挿入反応 / 挿入反応 / 有機合成化学 |
研究概要 |
カルベンやカルベノイドはユニークな反応性を示す高活性炭素種として知られている。しかしながら、これ等の反応活性炭素種は有機合成化学の中で、必ずしも充分に活用されているとは言い難い。本課題研究では、アリールα-クロロアルキルスルホキシド類を前駆体とし、従来のカルベンやカルベノイドよりもずっと反応性が緩和な様々なマグネシウムカルベノイド(アルキルマグネシウムカルベノイド、マグネシウムアルキリデンカルベノイド、シクロプロピルマグネシウムカルベノイド、シクロブチルマグネシウムカルベノイド)を生成させ、これらの性質や求核剤との反応性を調べ、多数の新規反応をみいだした。更に、前駆体の合成に利用するα-クロロアルキルスルホキシド類の光学活性体を新規に合成し、これを用いる新規不斉合成法の開発に成功し不斉有機分子構築の新手法の開発を成し遂げた。
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