研究課題
基盤研究(C)
本研究計画では、ペルオキシソーム機能欠損による脱ミエリン化の分子機構を、小胞体ストレスや自然免疫応答に焦点をあて解析した。ペルオキシソーム膜ABCD1タンパク質欠損マウス由来の初代培養アストロサイトについて遺伝子発現解析を行った結果、ペルオキシソーム機能欠損により、自然免疫応答に異常が起こっていることが明らかとなった。この自然免疫応答の異常は、炎症を伴う脱ミエリン化など神経変性の原因になっている可能性が推察された。
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http://www.pha.u-toyama.ac.jp/laboratory/cellbiol/index.html