研究課題
基盤研究(C)
新たな抗がん剤を創製するために、阻害標的分子を定めた分子標的薬の開発が進んでいる。その標的分子の一つであるキネシンタンパク質を低分子化合物で阻害した時に起こる異常な微小管の伸長を特定し、その分子メカニズムを明らかにした。この結果に対応する形で、キネシン阻害剤が既存抗がん剤と強い併用効果を表すことを示した。これらの成果により、キネシン阻害剤から生じる抗がん効果の理解が深まり、薬による次世代抗がん戦略の作製に貢献できると期待できる。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (18件) (うち招待講演 2件) 備考 (6件)
Journal of Medicinal Chemistry
巻: 54巻 号: 13 ページ: 4839-4846
10.1021/jm200448n
http://db.u-shizuoka-ken.ac.jp/show/prof240.html