研究課題/領域番号 |
22590077
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
|
研究機関 | 安田女子大学 |
研究代表者 |
赤木 玲子 安田女子大学, 薬学部, 教授 (50150967)
|
研究分担者 |
井上 幸江 安田女子大学, 薬学部, 教授 (60159978)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | ストレス応答 / 熱ショック転写因子 / グルタミン / HSP70 / ヘムオキシゲナーゼ |
研究概要 |
本研究により、ヒト結腸癌由来培養細胞(Caco-2)へのエタノール添加はバリア機能を可逆的に障害し、その際誘導される熱ショックタンパク質(HSP70)は熱ショック転写因子(HSF)1のリン酸化と核への移行によるものであることが明らかとなった。熱ショックにより誘導されたHSP70はエタノール添加によるバリア機能障害からの回復を促進したことから、HSP70はバリア機能を保護する役割を果たす可能性が考えられる。消化管保護効果が知られているグルタミンはエタノール添加による障害時のHSF1のリン酸化を促進し、HSP70の誘導を増強することにより、Caco-2のバリア機能の回復を促進する可能性が示唆された。
|