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第2世代抗精神病薬投与時におけるメタボリック症候群誘発機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22590157
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 医療系薬学
研究機関近畿大学

研究代表者

松野 純男  近畿大学, 薬学部, 教授 (30299094)

研究分担者 松山 賢治  近畿大学, 薬学部, 教授 (00117251)
研究期間 (年度) 2010 – 2012
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード臨床薬学 / 第2世代抗精神病薬 / メタボリック症候群 / レプチン / 細胞分化 / 脂肪細胞分化 / PPARγ / ストレスマーカー
研究概要

培養細胞を用いて、第2世代(非定型)抗精神病薬(SGAs)のメタボリックシンドローム(MS)誘発機序の検討を行った。神経細胞株を用いた検討では、運動神経系よりも交感神経系細胞株である PC12において、オランザピンが他の SGAよりも 5HT_<2C>受容体の mRNA発現を活性化することを認め、セロトニンを介した交感神経系の刺激により MSを誘発する可能性を示した。さらに、脂肪前駆細胞株 3T3L1を用いた検討によって、オランザピンが PPAR_γの活性化によって脂肪分化を促進することを認めた。以上のように、 SGAsのうち、特にオランザピンが脂肪細胞を直接刺激して脂質の取り込みを亢進させるとともに、交感神経系を活性化するという相乗効果によって肥満を引き起こすことを、培養細胞を用いて明らかにすることができた。

報告書

(4件)
  • 2012 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2011 実績報告書
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (9件)

すべて 2012 2011 2010

すべて 学会発表 (9件)

  • [学会発表] 統合失調症意識調査と薬学部生・他学部生および看護学生の疾患認識の違い2012

    • 著者名/発表者名
      大和幹枝
    • 学会等名
      日本薬学会第132年会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2012-03-31
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
  • [学会発表] 脂肪前駆細胞 3T3L1を用いた非定型抗精神病薬による肥満発症機序の解明 -直接的脂肪分化誘導機構と薬物ごとの作用の比較-2012

    • 著者名/発表者名
      松野純男, 八木秀樹, 大鳥徹, 松山賢治
    • 学会等名
      第62回日本薬学会近畿支部総会・大会
    • 発表場所
      武庫川女子大学,兵庫
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [学会発表] 脂肪前駆細胞3T3L1を用いた非定型抗精神病薬による肥満発症機序の解明 直接的脂肪分化誘導機構と薬物ごとの作用の比較2012

    • 著者名/発表者名
      西野愛美
    • 学会等名
      第62回 日本薬学会近畿支部総会・大会
    • 発表場所
      武庫川女子大学(兵庫県)
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
  • [学会発表] 前立腺癌担癌マウスにおけるビタミンK3誘導体とビタミンCの併用による抗腫瘍効果2011

    • 著者名/発表者名
      津田百合佳
    • 学会等名
      日本薬学会第132年会
    • 発表場所
      日本薬学会第132年会
    • 年月日
      2011-03-30
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
  • [学会発表] アンケートと唾液中ストレスマーカーによる鍼灸整骨施術効果定量化の試み2011

    • 著者名/発表者名
      松野純男
    • 学会等名
      日本薬学会第131年会
    • 発表場所
      静岡県コンベンションアーツセンター
    • 年月日
      2011-03-29
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [学会発表] アミラーゼと身体改善度の相関モデルを利用した鍼灸整骨施術効果予測の試み2010

    • 著者名/発表者名
      池田智絵
    • 学会等名
      第60回日本薬学会近畿文部総会・大会
    • 発表場所
      摂南大学薬学部
    • 年月日
      2010-10-30
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [学会発表] 鍼灸患者ストレスの因子分析による分離と、抽出された身体快復度のアミラーゼによる定量化2010

    • 著者名/発表者名
      池田智絵
    • 学会等名
      第40回日本ペインクリニック学会関西地方会
    • 発表場所
      大阪国際交流センター
    • 年月日
      2010-05-08
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [学会発表] アミラーゼと身体改善度の相関モデルを利用した鍼灸整骨施術効果予測の試み2010

    • 著者名/発表者名
      池田智絵,笹野晋, 渡邉一臣, 中村良平, 高松花絵, 萩中淳, 松山賢治, 松野純男
    • 学会等名
      第60回日本薬学会近畿支部総会・大会
    • 発表場所
      摂南大学,大阪
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [学会発表] 鍼灸患者ストレスの因子分析による分離と、抽出された身体快復度のアミラーゼによる定量化2010

    • 著者名/発表者名
      池田智絵,渡邉一臣 , 中村良平, 高松花絵, 萩中淳, 松山賢治, 松野純男
    • 学会等名
      第40回日本ペインクリニック学会関西地方会
    • 発表場所
      大阪国際交流センター,大阪
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2019-07-29  

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