研究課題
基盤研究(C)
脾臓は、免疫防御に加えて、造血・血球の濾過・貯蔵機能を併せ持つ器官である。我々は脾臓形成の解明を目指し、ニワトリ胚の脾臓原基における転写制御因子の発現解析を行った。その結果、脾臓原基の中皮または内部の細胞群により強い発現を示すものがあるなど、時間・空間的な制御を示唆する結果を得た。さらに、Fgf16 及び FGF 受容体 1、2 が、それぞれ脾臓原基の中皮と内部の細胞群に発現することを見いだした。以上の結果より、Fgf16 から FGF 受容体 1、2 を介したシグナルが、脾臓原基における転写制御因子の発現を制御するモデルを提唱した。
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Developmental Biology
巻: 374 ページ: 71-84
巻: 374 号: 1 ページ: 71-84
10.1016/j.ydbio.2012.11.027
巻: 363 ページ: 15-26
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PLoS ONE
巻: 6
PLOS ONE
巻: 6 号: 11 ページ: e27676-e27676
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