研究課題/領域番号 |
22590184
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
岩永 敏彦 北海道大学, 大学院・学研究科, 教授 (10160128)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | モノカルボン酸 / 乳酸 / 輸送体 / MCT / 未分化細胞 / リンパ節 / 中皮 / グルコース / グルコース輸送体 |
研究概要 |
細胞のエネルギー源としてのモノカルボン酸の重要性を明らかにするために、特異的な輸送体であるMCTの発現を未分化増殖細胞と癌細胞で解析した。未分化増殖細胞がつねに存在する皮膚、消化管、骨髄では、いずれも増殖中および未分化細胞がMCT1を強く発現しており、代表的なグルコース輸送体であるGLUT1の発現は低レベルであった。また、生殖器と癌組織もMCT1を優位に発現しており、これらの細胞は解糖系が亢進しているために、乳酸の放出や利用をさかんにおこなっていることが想像された。モノカルボン酸輸送体の抑制が癌の治療にむすびつくと思われる。
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