研究課題/領域番号 |
22590235
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
石井 邦明 山形大学, 医学部, 教授 (10184459)
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研究分担者 |
山崎 良彦 山形大学, 医学部, 准教授 (10361247)
蔦川 修生 山形大学, 医学部, 助教 (00551855)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 電位依存性 Kチャネル / エンドサイトーシス / 受容体 / 電位依存性Kチャネル / チャネル / シグナル情報伝達系 |
研究概要 |
Gq蛋白共役型受容体(GqPCR)の刺激によって、 I_<Ks>(遅延整流性 K^+電流のうち遅く活性化する成分)が、どのように影響を受けるか、特にチャネル蛋白のエンドサイトーシスが起こるのかどうかについて検討した。 I_<Ks>チャネルは KCNQ1/KCNE1複合体として形成される。 1.共焦点レーザー顕微鏡を用いた検討によって、 AT_1受容体の刺激が KCNQ1(主サブユニット)のエンドサイトーシスを起こすことが示唆された。 2.変異体ならびに薬理学的阻害剤を用いた検討によって、 AT_1受容体の刺激による KCNQ1のエンドサイトーシスは、クラスリン依存性であり、 PKCの活性化が関与している可能性が考えられた。また、ユビキチン化の関与はないものと思われた。 3. α_<1A>および α_<1B>受容体の刺激によって、 KCNQ1のエンドサイトーシスが起こることが明らかになった。しかし、 AT_1受容体の場合とは異なり、クラスリン依存性であるが、 PKCの活性化は関与しないものと思われた。また、ユビキチン化の関与が示唆された。
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