研究課題/領域番号 |
22590243
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
丹羽 正美 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (20136641)
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連携研究者 |
田中 邦彦 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (80380955)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 中枢 / 末梢神経 / 血液脳関門 / サル血液脳関門 / 血液脳関門再構成モデル / サル脳毛細血管内皮細胞 / 脳ペリサイト / アストロサイト / 薬物脳内移行性 / タイトジャンクション / ラット血液脳関門 |
研究概要 |
血液脳関門 (Blood-Brain Barrier、BBB) は、脳毛細血管内皮細胞、アストロサイトおよびペリサイトの3種類の細胞が機能的に一体となって構築している。また、BBBは、単なる脳内と血液の間で物質の移動を調節するだけではなく、機能的なneurovascular unitを形成し、今まで考えられていた以上に、ニューロン機能と一体化されていることが理解され始めている。BBB機能解析に有用なツールであるBBB in vitro再構成モデルの構築には、これらの細胞間クロストークを可能にする微小環境を再現することが重要で、我々は、サル脳毛細血管内皮細胞とラットアストロサイトおよびラットペリサイトの3種類の細胞を立体的に共培養することで、サル型BBB in vitro再構成モデルを構築した(BBBキットTM)。BBBキットは、生体内環境に近似した実験ツールで、薬物候補の脳内移行性を開発の早期段階で予測する創薬支援ツールとして有用である。
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