研究課題
基盤研究(C)
細胞分裂の新規調節因子を探索するため siRNAライブラリを使いスクリーニングを行った。分裂期にリン酸化されるタンパク質のデータベースをもとに遺伝子を選び検討したところ Mammalian Misshapen-like kinase 1 (Mink1)が細胞分裂に必須なタンパク質であることを見出した。Mink1が細胞分裂の中でも特に細胞質分裂の最終段階である離断に関与すること、 PP2Aの調節サブユニットである STRN4と直接結合し STRIPAK (striatin interacting phosphatase and kinase)と呼ばれる複合体を形成していることが明らかになった。
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