研究課題/領域番号 |
22590310
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
大井 章史 金沢大学, 医学系, 教授 (50160411)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 胃癌 / HER2 / 分子標的療法 / 遺伝子増幅 / FISH / ERBB2 / 分子標的治療 |
研究概要 |
免疫組織化学とfluorescence in situ hybridization (FISH) を使って475例の胃癌を検索した結果、51 例にHER2遺伝子増幅を持った癌細胞を認め、21 例(42%)でその増幅は不均一であった。Multiplex ligation-dependent probe amplification (MLPA)及びFISH では、HER2とMYCの同一腫瘍細胞内での増幅が8例に、同じくMYCとFGFR2またはEGFRの同時増幅がそれぞれ1 例にみられた。一方、HER2とEGFR 、HER2/FGFR2 , HER2/MET/FGFR2の同一腫瘍内で異なる細胞上での増幅がそれぞれ7例、1例、1例にみられた。この結果は、胃癌に対する、個別化分子標的療法を行う上で重要であると結論された。
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