研究課題
基盤研究(C)
胃癌は加齢とともに発生率が急増する代表的ながんであり、これまで組織型に基づき分化型癌・未分化型癌の2つに大別され発癌経路が研究されることが多かった。しかし胃癌の中には組織学的多様性を示す腫瘍が少なからず存在し、従来の組織分類と発癌経路を一対一で関連づけることは困難であることが判明してきた。そこで我々はマイクロサテライト不安定性(MSI)を指標として検討した結果、MSIは高齢者、女性、乳頭腺癌と充実型低分化腺癌で高率であることを見出した。この高齢者に特徴的な胃癌におけるmicroRNAプロファイルを検討したところ、大腸癌と異なり、胃癌ではmicroRNAプロファイルとMSIとの関連性は認められなかった。これは胃癌の多様性に関係しているかもしれない。また、低分化腺癌の充実型と非充実型とでは異なるmicroRNAプロファイルを示したことから、充実型と非充実型とは異なる発癌経路を経て発生する可能性が示唆された。
すべて 2013 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (28件) (うち査読あり 21件) 学会発表 (28件) (うち招待講演 1件) 図書 (5件) 備考 (4件)
Gastric Cancer
巻: (in press)
40019845240
Springer Plus
巻: 2 ページ: 249-249
Br J Cancer
巻: 108 ページ: 1495-501
巻: 16
巻: 108 号: 7 ページ: 1495-1501
10.1038/bjc.2013.109
J Bone Miner Metab
巻: 31 号: 1 ページ: 96-101
10.1007/s00774-012-0383-z
10031168842
Journal of Oral Pathology & Medicine
巻: 41(5) 号: 5 ページ: 372-378
10.1111/j.1600-0714.2011.01120.x
Clin Cancer Res
巻: 18 号: 17 ページ: 4560-4569
10.1158/1078-0432.ccr-11-2385
Eur J Hum Genet
巻: 20(2) 号: 2 ページ: 230-5
10.1038/ejhg.2011.183
Prostate
巻: 71 号: 10 ページ: 1023-1032
10.1002/pros.21317
J Athroscler Thromb
巻: 18 ページ: 166-175
J Pathol
巻: 223 号: 3 ページ: 410-416
10.1002/path.2817
http://www.thejournalofpathology.com
Am J Surg Pathol
巻: 36 号: 8 ページ: 1140-1145
10.1097/pas.0b013e3182206c0e
Drug Metab Pharmacokinet
巻: 26 ページ: 516-522
130004463215
巻: 26 ページ: 544-547
130004463219
Journal of human genetics
巻: 56 号: 12 ページ: 857-60
10.1038/jhg.2011.118
10030662015
Clin Genitourin Cancer
巻: 9 号: 1 ページ: 46-52
10.1016/j.clgc.2011.04.004
Histopathology
巻: 59 号: 2 ページ: 216-224
10.1111/j.1365-2559.2011.03914.x
Esophagus
巻: 8 号: 3 ページ: 169-177
10.1007/s10388-011-0280-x
Eur J Cancer
巻: 46 ページ: 430-438
巻: 221 ページ: 201-209
BMC Med Genet
巻: 11 ページ: 159-159
Geriatr Gerontol Int
巻: 10(Suppl 1)
10027273944
胃と腸
巻: 45 ページ: 1837-1846
日本老年医学会雑誌
巻: 47 ページ: 409-411
10027914023
病理と臨床
巻: 28 ページ: 613-618
癌と化学療法
巻: 37 ページ: 2817-2822
http://www.ttaggg-rtgp.org/