研究課題/領域番号 |
22590333
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
出射 由香 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (90464271)
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研究分担者 |
北澤 荘平 愛媛大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90186239)
北澤 理子 愛媛大学, 医学部附属病院, 准教授 (00273780)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 二相性 / エピジェネティクス / 遺伝子プロモータ / DNAメチル化 / 病理組織 / 悪性中皮腫 / 上皮間葉移行 / エピジェネティク / 組織化学 / 中皮腫 / エピジェネtィクス / 組織学的2相性 / E-カドヘリン |
研究成果の概要 |
エピジェネティクス制御機構は、がんの個性を解明する上で、ポストゲノム時代の重要な研究課題である。悪性中皮腫の病理組織の特徴である2相性、即ち上皮様構造(癌腫様構造)と肉腫様構造の共存および相互移行に着目した。病理組織標本の特定部位をサンプリングし、微小検体からDNA解析、シトシンメチル化解析を行う方法を実践し、上皮結合部位に発現するE-カドヘリンのメチル化による発現制御の解析に努めた。上皮、間葉の2相性をもたらす分子機構に関して、中皮腫と同様に2相性の組織像を特徴とする滑膜肉腫の培養細胞株を用いた検討で、cancer testis antigen遺伝子の関与の可能性を示唆する所見を得た。
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