研究課題/領域番号 |
22590352
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
河原 佐智代 近畿大学, 医学部, 講師 (60297629)
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研究分担者 |
宮澤 正顯 (宮澤 正顕) 近畿大学, 医学部, 教授 (60167757)
博多 義之 近畿大学, 医学部, 助教 (30344500)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 発がん制御 / 内在性レトロウイルス / APOBEC3 / 乳癌 / リンパ腫 / 白血病 |
研究概要 |
マウスAPOBEC3は外来性のレトロウイルスの複製を制御する宿主因子であり、レトロウイルス自然抵抗性のC57BL/6(B6)系統では、抗ウイルス活性の高いAPOBEC3バリアントが多く発現している。B6マウスでは生後1年までにがんを発症することは稀であるが、APOBEC3欠損下では雌個体の一部で乳癌とリンパ性白血病の発症を認め、それら発症マウスでは内在性乳癌ウイルスmouse mammary tumor virus (MMTV)の転写産物が多く発現していた。本研究は、APOBEC3が内在性レトロウイルスの発現を制御することでがん発症を抑制している可能性を示した。
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