研究課題
基盤研究(C)
形質細胞様樹状細胞(pDC)は、核酸を認識して大量のインターフェロン(IFN)-αを産生することにより自己免疫疾患を引き起こす。本研究で、プロテアソーム阻害薬ボルテゾミブとチロシンキナーゼ阻害薬ダサチニブが、それぞれ核酸認識To l l様受容体と核酸リガンドの小胞輸送を乱すことにより、pDCのIFN-α産生を抑制することを見いだした。これにより、pDCの小胞機能を標的とした新しい免疫制御薬の開発に向けた基盤的知見を得た。
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