研究課題
基盤研究(C)
本研究ではTfh細胞を中心としてエフェクターTh細胞の分化におけるSOCS1の作用の解析を行った。抑制性T細胞であるTregは、SOCS1の欠損によりFoxp3を失いIFN-γやIL-17を産生するエフェクター細胞(exFoxp3細胞)に転換し、自己免疫様疾患を誘発することをつきとめた。このexFoxp3細胞ではSTAT1やSTAT3が過剰に活性化しており、IFN-γやSTAT1の更なる欠損によってexFoxp3細胞の出現は抑制された。よってSOCS1はTregにおいてFoxp3の安定性及びIFN-γへの耐性を付与し、exFoxp3への転換を抑えていることが明らかとなった。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (13件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (4件)
Nat Immunol.
巻: 14 号: 3 ページ: 230-237
10.1038/ni.2520
J Immunol
巻: 190 号: 4 ページ: 1778-1787
10.4049/jimmunol.1202495
International Immunology
巻: 24 号: 4 ページ: 253-256
10.1093/intimm/dxr126
Biochem Biophys Res Commun
巻: 418 号: 2 ページ: 234-240
10.1016/j.bbrc.2011.12.156
Journal of Immunology
巻: 187 号: 9 ページ: 4611-4620
10.4049/jimmunol.1100649
J Exp Med.
巻: 208 号: 10 ページ: 2055-2067
10.1084/jem.20110428
Immunity
巻: 34 号: 5 ページ: 741-754
10.1016/j.immuni.2011.02.021
Nature Communications
巻: 2 号: 1 ページ: 269-269
10.1038/ncomms1272
Immunity.
巻: 34 号: 1 ページ: 108-121
10.1016/j.immuni.2010.12.012
臨床免疫・アレルギー科
巻: 56 ページ: 694-699
40019145229
J.Exp.Med.
巻: 208 ページ: 2055-2067
巻: 34 ページ: 108-121
Int.Immunol.
巻: 23 ページ: 195-202