研究課題/領域番号 |
22590482
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 大分県立看護科学大学 |
研究代表者 |
平野 亙 大分県立看護科学大学, 看護学部, 准教授 (10199086)
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連携研究者 |
(団体)NPO法人患者の権利オンブズマン
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | バイオエシックス / 患者の権利 / 臨床倫理 / 倫理コンサルテーション / 倫理委員会 / 医療対話推進者 / 倫理的判断 / 第三者機関 |
研究概要 |
医療倫理に関する専門職の確保が困難で、中小医療機関が多く個々に臨床倫理委員会を運営する可能性が低い地方都市で、臨床倫理コンサルテーション(CEC)を可能にするシステムのあり方とその実現の方策を検討するために、3つの調査を実施した。地方病院の看護管理者や地域の弁護士の見解から、病院外部の第三者機関によるCECの実施が有効な方策であることが示されたが、第三者機関をボランティアで運営することは実現が困難であった。現実的には、患者からの苦情に対応して、問題解決や医療の質の向上のために働く「医療対話推進者」等の人材を育成、医療機関に配置し、ネットワーク化することが、効果的な方策であると考えられた。
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