研究課題/領域番号 |
22590499
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
竹内 和彦 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (00419425)
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研究分担者 |
渡邉 裕司 浜松医科大学, 医学部, 教授 (50262803)
乾 直輝 浜松医科大学, 医学部, 助教 (80402254)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2010年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 血管内皮機能 / 反応性充血 / 近赤外線時間分解分光法 |
研究概要 |
反応性充血を利用した血管内皮機能評価法は、 動脈硬化性早期変化の検出に有用である。慢性閉塞性動脈硬化症などの動脈硬化性変化は上肢より下肢に圧倒的に多くみられるにもかかわらず臨床現場での血管内皮機能評価法は技術的理由から上肢のみである。我々は、近赤外時間分解分光法の応用によって下肢の反応性充血を測定することに成功した。上肢の反応性充血は 20 歳代群、50 歳代群、70 歳代群において群間の差は見られなかったが、下肢反応性充血は 20 歳代群と比較し 50 歳代群、70 歳代群で低下していた。近赤外時間分解分光法による下肢反応性充血測定は、既存の上肢反応性充血測定法よりも早期に加齢による血管機能変化を検出でき、その変化に対する薬物治療効果判定のバイオマーカーとなる可能性が示された。
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