研究課題
基盤研究(C)
今後の抗動脈硬化薬の開発や心血管イベント予防においてはより病態の本質をついたメカニズムの解明や指標の同定が必要となる。我々は今回糖尿病患者のみならず耐糖能障害患者においても血管内皮機能低下と選択的な血管平滑筋の NO への感受性低下が認められ、 これらはインスリン感受性と関連すること、そのメカニズムとして遊離脂肪酸負荷は白血球の活性化と共に白血球内でのアンジオテンシン II 産生を亢進させ、血管内皮機能障害、心筋微小血管における血液レオロジーの障害、インスリン抵抗性を惹起すること、これらは RAS 系阻害薬やカルシウム拮抗薬で抑制され、白血球の RAS の関与とジヒドロピリジン感受性カルシウムチャネルの病態への関与が示唆された。遊離脂肪酸負荷はこれらのメカニズムを模す実験系であり、今後抗動脈硬化薬の評価に有用である。
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