研究課題
基盤研究(C)
動脈硬化症を来たすプロセスでは、特に酸化変性LDLがMфに際限なく取り込まれて動脈硬化の初期病変である泡沫細胞の集積をもたらし、ついには多量の脂質を含む不安定なプラークとなる。すなわち、不安定プラークでは多量の脂質と共に活性化したMфが観察されることから、生体内におけるMф活性の測定が不安定プラークの検出に有用と考えられる。血漿sFcgbуRIIIa^Mфは、頸動脈エコー検査施行患者では低エコープラーク群で最も高く、sFcуRIIIa^Mф測定が新しい不安定プラーク検出法になる可能性が示唆された。
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臨床病理
巻: 59(1) ページ: 50-54
10029426809
巻: 59 ページ: 50-54