研究課題/領域番号 |
22590563
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 兵庫医療大学 |
研究代表者 |
大河原 知水 兵庫医療大学, 薬学部, 教授 (50330452)
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研究分担者 |
是金 敦子 兵庫医療大学, 薬学部, 助教 (80461169)
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連携研究者 |
藤原 範子 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (10368532)
鈴木 敬一郎 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (70221322)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 予防医学 / 酸化ストレス / 細胞外型スーパーオキシドジスムターゼ / 動脈硬化 / N結合型糖鎖修飾 / 高血圧症 / 脂肪前駆細胞 / 肥満 / 活性酸素 / スーパーオキシドジスムターゼ / メタボリック症候群 / N-結合型糖鎖 |
研究概要 |
組み換え型ヒトEC-SODの精製系を作製した。恒常的発現細胞HECY6-7をクローニングし、473mLの培養上清から3段階のクロマトグラフィー操作により103μgの高純度のヒトEC-SODを精製することができた。精製酵素のN-結合型糖鎖を外し、酵素活性とヘパリン親和性を調べたところ、ともに増加していた。マウスEC-SODのヘパリン親和性ドメインに二種類の変異を導入した(Glu237Lysおよび236KERKKRRRESEC=>KERKKRRRESECKEKKRRRESEC)結果、ともにヘパリン親和性が野生型に較べて増加していた。N-結合型糖鎖の結合位置を付け替えた二つの変異体(N121Q/Q207NandN121Q/S234N)では、ともにヘパリンに対する親和性が野生型に較べ変化していた。これらの結果から、EC-SODの糖鎖修飾は酵素の機能と局在を決める上で重要であり、抗酸化酵素薬として実用化する上で、EC-SODのN-結合型糖鎖の変換の重要性が示唆された。
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