研究課題/領域番号 |
22590596
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
古川 壽亮 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (90275123)
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研究分担者 |
渡辺 範雄 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (20464563)
木下 善弘 信州大学, 大学院・医学研究科, 助教 (50302667)
中野 有美 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 助教 (60423860)
小川 成 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 助教 (90571688)
船山 正 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 助教 (10551236)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 健康教育 / 行動医学 / 認知行動療法 / 専門教育 / 支持的精神療法 / 医療面接 |
研究概要 |
医療の担い手についての科学的研究は医療の質を向上させるためにきわめて重要である。本研究では、精神医学的および行動医学的介入において必要な医療面接から支持的精神療法そして認知行動療法に至るまでの面接技能の教育プログラムを開発し、その有効性と実効性を実証することを目的として、具体的な教育プログラムとそのアウトカム測定の体系を開発することを目的とし、以下を行った 1) ロールプレイを用いた支持的精神療法の演習 2) うつ病に対する認知行動療法を医師が行えるための簡易マニュアルを整備 3) さらにそれをワークショップで演習 4) 各研究分担者が不安障害や統合失調症を対象に認知行動療法を施行 5) 被訓練者は訓練開始時のWAI , ESなどを測定した 結果、計35名の大うつ病またはパニック障害の患者に認知行動療法を施行できた。大うつ病患者では平均13.5回(範囲:10-17回)のセッションが行われ、治療開始時と終結時でBDI-II得点が23.1 (SD=11.2)から16.6 (SD=11.4)点に減少した。これは前後比較の効果サイズで0.59に相当し、中等度以上の効果であった。また、このうち23名についてWorking Alliance Inventory (0-84点)及びEmpathy Scale (0-70点)が測定されており、それぞれの得点は平均69.0点(SD=10.0、範囲:49-82)、平均56.4点(SD=7.0、範囲:38-65点)であった。WAI得点とES得点の相関は0.87であった。Working AllianceおよびEmpathyは十分に達成できたと評価された。
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