研究課題/領域番号 |
22590613
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
菊地 正悟 愛知医科大学, 医学部, 教授 (40224901)
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研究分担者 |
奥田 真珠美 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (40531091)
大崎 敬子 杏林大学, 医学部, 講師 (90255406)
福田 能啓 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (60148640)
神谷 茂 杏林大学, 医学部, 教授 (10177587)
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連携研究者 |
林 櫻松 愛知医科大学, 医学部, 准教授 (50340302)
柳生 聖子 愛知医科大学, 医学部, 講師 (50268017)
上田 純子 愛知医科大学, 医学部, 助教 (90454339)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ヘリコバクター・ピロリ / 小児 / 感染防止 / 家族内感染 / 便中抗原 / 血清ペプシ ノゲン / 尿中抗体 / Hlicobacter pylori / 中学生 / 血清ペプシノゲン / 血清抗体 / 疫学 / Helicobacter pylori / 有病率 / 羅患率 / 感染源 / random amplified polymorphic DNA-fingerprint / RAPD-fingerprint |
研究概要 |
小学生、幼稚園、保育園児を対象に便中抗原検査を行い、Helicobacterpyloriの陽性率を測定した。陽性は平成22年の0歳~小学校3年生で688人中13人(陽性率1.9%)、平成23年の0歳~小学校6年生で835人中15人(陽性率1.8%)で、成人より低かった。陽性児の家族の陽性率は、陰性児の家族の比べ高く、この違いは父母で特に明瞭だった。1年間隔で2回検査を受けた439人(うち8人が陽性)では感染状況の変化はなかった。尿もしくは血清で測定した中学生の抗体陽性は337人14人(陽性率4.2%)で、小学生以下より高かった。血清抗体陽性の中学生12人のうちpepsinogen値による萎縮の基準を満たす割合は2人(16.7%)で、成人より少なく、この時期の除菌は胃がん予防からは望ましいが、安全面の検討も必要である。
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